By OHNISHIKOHEI

収穫10日前

いよいよ収穫10日前になりました。

毬花の中にはビールに重要なルプリンがたっぷりと含まれています。これはモトゥエカ。ルプリンを潰すと柑橘系の香りに包まれます。一方、ニュージーランドホップの代表品種のネルソンソーヴィンは白ワインの香りと言われいる通り、エレガントな印象でした。

ニュージーランドのホップファームの特徴の一つは収穫前は畑に羊が放たれることです。

羊は胸の高さまでホップの葉と雑草を食べてくれるので、病気や害虫予防、トラクターでの収穫がしやすくなり、羊の糞尿は肥やしとなります。

ある文献によると羊側にもホップを食べることによる良い効果があるみたいですが、、、

ニュージーランドではおそらくほぼ全てのホップファームで羊が使われています。

日本でいう合鴨農法での米作りを代表するような複合農業だと思います。

収穫が楽しみです。